社長の「ちょっと手伝って」がきっかけで
気づけば勤続30年以上
PROFILE
Hさん(ドライバー)
1996年入社
50代、ドライバー。1996年入社。
株式会社設立前から勤務する、ドライバー歴30年以上の大ベテラン。前職は青果市場で仕入れを担当。約8年勤務したのち退職。その直後に和久田社長に声をかけられて入社し、ドライバーとして会社の創成期を支えた。現在もドライバーとして勤務しながら、後進の指導・育成に尽力している。
初めは中型免許もなかったけれど
ドライバーを続けられるのは……
理由は忘れたけど、8年くらい勤めた青果市場を辞めた直後に、社長から「忙しいからちょっと手伝ってほしい」と声をかけられたのが、今の仕事を始めたきっかけ。どこから聞いたのか知らないけど、次の仕事のあてもない自分なら大丈夫だと思ったのかな? 「一週間だけでいいから」って言われて、トラックの運転どころか中型免許も持ってないのに手伝ったのが、もう30年以上勤めてる(笑)。
当時は今じゃ考えられないほど忙しくて、走れば走るほど稼げるという時代。トラックに乗るようになってからは、日本中にいろいろなものを運んだよ。車中泊が当たり前なくらい忙しくて本当にキツかったけど、辞めなかったのは社長の人柄の一言に尽きる。
例えば、ドライバーの仕事道具だからって、きれいなトラックを用意してくれるんだ。ほかの運送会社のドライバーが羨ましがるほどきれいなトラックなんだよね。
家族みたいに安心できる会社だからこそ
会社のために、お客様のために働ける
社長の人柄もあるんだろうけど、会社がもう一つの家族みたいなところがあって、この会社で働き続けることに何の疑問もないんだよね。仕事でわからないことは教えてくれるし、プライベートな悩みにも親身になって相談に乗ってくれる。いつも従業員の様子を気にかけてくれて、順調そうなら笑顔で見守ってくれて、心配事がありそうな顔をしてたら声をかけてくれる。
そんな環境にいたら、会社のために働こうって思うのは当然のことで、会社のためってことはお客様のために働くことだって、みんながわかってる。
だから、気がついたら10年以上働いている従業員が多いんだと思う。
自分がしてもらったことをする。
それが何よりの恩返しだから
この会社で経験してきたことは自分の宝物だと思っているからこそ、それをこの会社を支えるこれからの世代に伝えたいと思っている。運送業に限らず深刻な人手不足に直面している現代にこそ、アナログかもしれないけれど、家族のようなコミュニケーションが安全を第一に仕事をする我々にとって大切なはず。
新しい仕事にチャレンジするときは、誰だって不安を抱いているもの。
しかし、心配はいらない。
自分を含めたドライバー全員が、社長をはじめ従業員全員が全力でサポートするから安心して飛び込んできてほしい。楽しみに待っている。